Feed on
Posts
Comments

独立まで

北欧はヴュルム氷期には氷床が広がり、氷期が終わると気温上昇が起こり、海面上昇と陸の隆起によってこの地方は形成されます。
フィンランドは北欧の一国であり、気候が厳しく、地形的にも移動しにくい場所にあります。
そこには紀元前700年ごろから人が住み、人々は農業・漁業・狩猟をして暮らしていました。

12世紀になると北方十字軍によりカトリック化され、14世紀からは長い間スウェーデンの支配を受けていきます。
スウェーデンの支配は宗教面でも影響を受け、16世紀にスウェーデンがプロテスタントにるとフィンランドもプロテスタントになります。
その後、属国扱いでフィンランド公国が作られますが、フィンランド人に自治が認められてはおらず、スウェーデン人が中心に自治したので長続きしませんでした。

その後も他の多くの北欧の国同様に、他国との戦争に巻き込まれていきます。
18世紀の大北方戦争で領土の一部をロシアへ割譲し、スウェーデンがナポレオンに負けると、ロシアの属国になります。
ロシアはフィンランド人にロシア語を強制するなどしたために、自ら不満の種を蒔き、後でしっぺ返しをくらいます。

19世紀末に、最後のロシア皇帝・ニコライ2世がフィンランドの自治権を廃止しようとしますが、暴動やロシア人総督の暗殺などの抵抗を受けます。
20世紀に入り、ロシア革命でロマノフ家が倒れ、これを機にフィンランドは独立宣言をします。
これは意外にもソ連があっさりと独立を認めました。

現在の国家として

一次世界大戦時では、フィンランドはソ連の前哨基地でしたが、直接参戦しなかったため、国力を温存しました。
第二次世界大戦では、ソ連と戦うために枢軸陣営につきますが、1944年に休戦します。
その条件というのが、国内のドイツ軍と戦うことでした。
しかし終戦すると、ドイツ側だったという難癖をつけられ、敗戦国扱いされます。
敗北したドイツと共に敗戦国となり、ソ連側からはカレリア地域の割譲、さらに2億ドルもの賠償金を課せられます。

ソ連の影響を強く受けて国は続きますが、現在はEUに加盟しユーロも導入します。
教育改革やIT革命などによって経済が発展し、世界トップグループの福祉国家になっていきます。
フィンランドの人口は日本の約23分の1ほどであり、労働人口の割合が高いからこそ福祉を充実させることが出来ています。
税金もとてつもなく高く、消費税は物により違いますが10~24%、所得税は最低20%という高い税率だからこそ、行政サービスも充実させられるのです。
このような税率による収入を背景に、出産時には新生児用品または現金の支給をしています。
1952年には、スウェーデンのヘルシンキでオリンピックが開催されました。

Next »